新潟県産コシヒカリの3大産地として、「魚沼産コシヒカリ」「佐渡産コシヒカリ」「岩船産コシヒカリ」があります。岩船産コシヒカリは、毎年開催される食味ランキングにおいても「特A」ランクに評価されています。そして、関川村があるのは岩船産コシヒカリの生産地の南。四方を山に囲まれた山間地域になります。
お米には毎年食味ランキング試験が行われ、春の時期になると日本穀物検定協会よりランキングが発表されます。その中で山頂米を含む「岩船産コシヒカリ」は最高のランキングの『特Aランク』の評価を得ています。
関川村は、古の大自然がの現存する「磐梯(ばんだい)朝日国立公園」や「櫛形(くしがた)山脈」をはじめとする山々に四方を囲まれる特殊な立地です。また、関川村の棚田のおよそ三分の一は国立公園のエリアに含まれています。
これらの山並みは、夏場の夕日の暑さを遮ぎる役割があり、昼夜の気温差をつくります。気温差は稲の生命危機反応に働き、しっかりと実を付ける(子孫を残そうとする)作用を多く引き起こします。そのため、お米の旨み成分が通常よりも多く作られます。
関川村は、「特別豪雪地域」に指定される日本屈指の豪雪地でもあります。関川村を囲う標高の高い山々には相当量の積雪があります。春の訪れとともに雪解け水は地面にゆっくりと染み入ります。
大地のフィルターを通りぬけた水は、伏流水として地表に現れ、小さな沢からの湧き水として渓流となります。そして、ミネラルを豊富に含んだ豊かな水は、いの一番に関川村の棚田にそそがれます。
新潟県関川村、村上市及び胎内市を流れる清流「荒川」は、国土交通省の水質検査より、3年連続(平成15年から17年)で水質日本一に選ばれた川です。また同ランキングでは同ランキングでは常に上位を維持しており、水質環境基準AA類型となっています。
山々の湧き水は、渓流となり、山頂米の棚田のある関川村に注がれます。工業排水や排気ガスなどの人の営みには一切触れることのない美しい水で山頂米は育てられています。
脱穀時に米粒の色や形、質を徹底的に選定することで純度を最大限に高めています。この工程で残る米粒は、僅か30%となる希少で良質なお米です。また、有機栽培米として3年以上の期間、禁止された農薬や化学肥料を使用せず、天然由来の肥料のみ使用して栽培しています。
特別栽培米は、農林水産省が策定した「特別栽培農産物に係る表示ガイドライン」に沿って栽培されたお米です。認証基準には農薬と化学肥料の使用回数と量が定められています。山頂米“澄”では通常に比べ農薬を5割以下に削減しています。
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